初恋/村下孝蔵
1983年。切り絵は村上保。大ヒット曲。ギタリストだがプロになる前はピアノ調律師。サビの裏で鳴るビブラフォンがいい。
メモリーグラス/堀江淳
1981年。今は円広志と一緒に関西でタレント活動をしている。一発屋の代表であることを逆に利用している。
風を感じて/浜田省吾
1979年。吉田拓郎のバックバンド「愛奴」のドラマーだった。CMに使われた曲。昔も今もテレビには出ないどころか、いつもサングラスで素顔を明かさない。
RIDE ON TIME/山下達郎
1980年。シュガーベイブ解散後、ソロになって最初のヒット。B面の作詞は吉田美奈子。今は山下達郎そのものがブランド。60年代ポップスやドゥ・ワップ、サーフィン・サウンドのファンを公言しているため、その域を大きく逸脱しないサウンド傾向を推測されてしまう。安心はできるが驚きは少ない。過剰なコーラスも賛否ある。
モンロー・ウォーク/南佳孝
1979年。最初の大ヒット曲。郷ひろみが「セクシー・ユー」としてカバーしている。
大阪で生まれた女/BORO
1979年。大阪を代表する曲。曲調はプロコル・ハルムの「青い影」に似ている。
夢想花/円広志
1978年。「とんでとんでとんで」が耳にこびりつく大ヒット曲。全国的にはこの曲のみで終わったが関西ではテレビ番組などのテーマになった有名曲が多い。
昴/谷村新司
1980年。ソロの代表曲。多くの人に記憶される曲だがもんた&ブラザーズの「ダンシング・オールナイト」に阻まれ2位どまり。
君のひとみは10000ボルト/堀内孝雄
1978年。アリス時代のソロシングル。谷村新司作詞。インパクトのあるタイトルに繰り返されるサビ。CM使用。ヒットするのは当然。
武蔵野/岡本正
1975年。かつてうめまつりをバックに「すみれの花」を出していたシンガーソングライター。A面は特に東京・三鷹について、B面は神奈川・鎌倉についての曲。
ビューティフル・モーニング/瀬戸龍介
1980年。瀬戸龍介が以前在籍していた和楽器導入ロックバンド、イーストのデビューシングルをカバー。歌詞は英語。
親父の四季/吉川忠英
1981年。ビールのCM曲。及川恒平作詞、チト河内作曲。吉川忠英はイーストのボーカルだった。B面はニューミュージックの自作曲。
三人関係/大久保一久
1981年。元猫、風のメンバー。両面とも水谷公生編曲だが、それほどロック色は強くない。
道標ない旅/永井龍雲
1979年。CM曲でヒットもしたが、そのCMはすぐに山口百恵の曲に差し替えられて大ヒットにはならなかった。有名文学作品を歌詞に織り込むのが得意。このシングルは高村光太郎の「道程」を取り上げている。
春うらら/田山雅充
1976年。「あう」で8度、1オクターブも上がる。人の注意を引く音の流れを最も効果的な場所に使っている。ちょうど春前に発売。
嗚呼/田山雅充
1976年。前作の「春うらら」と同じようなインパクトを狙った曲で、サビで大声で「あー」と歌う。
青葉城恋唄/さとう宗幸
1978年。ラジオ番組のDJが自分の曲の詩を公募。仙台のご当地ソングだが、曲がよかったので全国的に人気が出た。
関白宣言/さだまさし
1979年。フォークにカウンター・カルチャーを求める人からかなり叩かれた曲。古風な考え方を持つ男の言葉を詩にしている。「暗にそういう考え方の人を批判している」という風には取ってくれなかった。
そんなに愛が欲しいのなら/西岡たかし
1971年。ソロデビュー盤。五つの赤い風船のメンバー。「上野市」が最大のヒット。
わかって下さい/因幡晃
1976年。教会オルガンをメインメロディの楽器にしたヒット曲はこの曲くらいではないか。いい曲だ。
シャドー・シティ/寺尾聰
1980年。大ヒットした「ルビーの指輪」よりも先に出ていたが、「ルビーの指輪」が売れて再浮上した。元サベージのベース。低音ボーカルで都会的なイメージ。
揺れるまなざし/小椋佳
1976年。東大出身で第一勧銀の行員という経歴が必ずくっついて紹介される。ヒット曲は「めまい」とこの曲。CM曲。
君に捧げるほろ苦いブルース/荒木一郎
1975年。ブルースではない。60年代フォークの時代から活躍している人。最大のヒット曲。
水中花/井上忠夫
1976年。元ジャッキー吉川とブルー・コメッツのフルート、サックス奏者。ソロデビュー曲。後に井上大輔と改名する。歌詞に外来語がまったく出てこない日本的な歌詞。
灰色の瞳/加藤登紀子・長谷川きよし
1974年。両者ともシンガーソングライターで、それぞれヒット曲もある。「灰色の瞳」はフォルクローレのカバーだという。長谷川きよしは盲目で、60年代からヒット曲を出している。
スローなブギにしてくれ(I want you)/南佳孝
1981年。他の歌手にも多くの曲を提供している。最大のヒット。B面は後藤次利と思われるベースがとてもかっこいい。
やっぱ好きやねん/やしきたかじん
1986年。もともとはフォーク歌手。屋敷隆仁。B面は76年のデビュー曲「夢いらんかね」の新バージョン。
Wake Up/財津和夫
1979年。チューリップのボーカル。CM曲。ソロデビュー。このころはタイアップ花盛りだった。1993年に「サボテンの花」が出るまでは最大のヒット曲だった。
愛は風まかせ/五十嵐浩晃
1980年。有望な新人としてデビュー。次作の「ペガサスの朝」はヒットした。アダルト・オリエンテッド・ロック。
チェンジング・ドリーム/トミー・スナイダー
1980年。ゴダイゴのメンバー。歌詞は両面とも英語で、洋楽とも言える。ゴダイゴ解散後は京都で神父をしている。
上野市/西岡たかし
1975年。西岡たかしは五つの赤い風船のメンバー。上野は三重県上野市のこと。ソロシングルでは唯一のヒット。
季節の中で/松山千春
1978年。オリコン1位。高音に伸びるボーカルで、メロディーもそれを駆使するようにできている。北海道出身。
恋/松山千春
1980年。出すシングルはすべてヒットする絶頂期の曲。北海道出身のシンガーソングライターとしては、中島みゆきと双璧だった。
北の大地/立原累
1974年。デビュー曲。さとう宗幸や大塚博堂のようなうまい大人のボーカル。1977年にバンドを結成する。
高度10000マイル/福澤諸
1976年。細野晴臣や矢野顕子と共演するシンガーソングライター。編曲はラストショーと矢野誠。演奏はラストショーで、キーボードは矢野顕子。福澤諸は故人。
あの頃/タケカワユキヒデ
1980年。ゴダイゴのボーカル。トミー・スナイダーと同じ時期に出したシングル。両面とも歌詞は英語。作詞はゴダイゴと同じ奈良橋陽子。B面はミッキー吉野編曲だがロックではない。
ハピネス/タケカワ・ユキヒデ
1979年。バックの演奏はゴダイゴ。A面は日本語、B面は同じ曲を英語で歌う。
クィーンはまぶしい/松野こうき
1980年。青森出身らしいが、まったくそういうことは感じられない。地方出身者がその地域の雰囲気で売る時代は70年代で終わった。
それはキッスで始まった/松野こうき
1980年。ジャッキー吉川とブルー・コメッツのカバーではない。アレンジがとてもいい。