柔/美空ひばり
1964年。古賀政男作曲。美空ひばりの代表曲のひとつ。
岸壁の母/二葉百合子
舞鶴港で引き揚げ船から帰ってくる息子を待つ母を歌う。発売から4年たってヒット。元々は菊地章子が歌っていた。正統的浪曲歌謡。
嫁に来ないか/新沼謙治
極めてシンプルなメッセージを岩手出身の新人歌手が歌うということで、芸能界ズレしていない純朴さとか素直さのようなキャラクターがウケた。演歌、というより拍言語特有の3連符を多用。
北国の春/千昌夫
「白樺 青空 南風」のイントロと「あの故郷へ帰ろかな帰ろかな」のサビが有名。日本のみならず中国でも人気。
なみだの操/殿さまキングス
宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」がヒットしてコテコテのド演歌が流行したときにヒット。「なみだの操」と「うそ」と「夫婦鏡」で演歌が連続21週1位という、今では考えられないことが起こっていた。
よこはま・たそがれ/五木ひろし
五木ひろしとしてのデビュー盤。その前の芸名は三谷謙。かなりレンジの広い曲で、歌いこなすのは難しい。平尾昌晃作曲。
北の宿から/都はるみ
小林亜星の傑作。四七抜き音階、三連符多用と演歌の基本的な要素を入れて大ヒット。
おもいで酒/小林幸子
紅白で派手な衣装をまとう小林幸子のヒット曲。64年に10歳でデビューしているという。さすがに5歳でデビューした後藤久美子には及ばないが、14歳の弘田三枝子、12歳の田代みどりより早い。
二人でお酒を/梓みちよ
1974年。大ヒット曲。演奏はラテンバンドのオールスターズ・レオン。
矢切の渡し/細川たかし
オリコン1位。「北酒場」に続くヒット。高いキーが安定して出る。
帰ってこいよ/松村和子
甲高い声で三味線を弾きながら歌う。当時18歳。青森のご当地ソングだが出身は北海道のかなり北の方。
無錫旅情/尾形大作
望郷演歌はこれまで日本国内の土地を歌うことがほとんどだったが、藤山一郎みたいな古風な歌い方で、中国に目を向けて高齢者にヒット。
さざんかの宿/大川栄策
「くもりガラス」で始まる2大ヒットの1曲。もう一つが「ルビーの指輪」。人妻と一緒に宿に泊まるという、道義上かなりイケない歌。
夫婦坂/都はるみ
夫婦の固い絆を妻の視点から歌う。古風な夫婦の姿。この曲で一度芸能界から引退する。
みちのくひとり旅/山本譲二
珍しい構成の歌。「たとえどんなに恨んでいても」で始まる部分はサビではなく独立した3番のようになっており、1番、2番とはまったくメロディーが異なる形になっている。この次のシングルは続編のような「旅の終りはお前」。