1986年。ボーカル兼ギターのフランシス・ダナリーを中心とする4人編成。ドラムやキーボードの音が80年代後半の典型的な音になっているが、曲はやや込み入った構成になっている。曲調は明るめ。「ホール・ニュー・ワールド」はホーン・セクションも使う。「ウォナ・シャウト」はビート感の強い音で、イエスの「ロンリー・ハート」のようなサウンド。
1988年。A面をゴングのスティーヴ・ヒレッジ、B 面をバンドがプロデュースしている。B面は9分と15分の曲を含み、バンドの聞かせどころはB面であることが分かる。9分の「オールド・マン・アンド・ジ・エンジェル」はUKの「イン・ザ・デッド・オブ・ナイト」にコーラスとシンセサイザーを大幅に加えたような3部構成に近い曲。「ハンティング・ザ・ホエール」は捕鯨反対の曲。15分のアルバムタイトル曲は3、4部に分かれそうな構成で、かつてのプログレッシブ・ロックのような重量感を抑制し、やや前向きなサウンドとなっている。
1989年。12曲のうち10曲目までは3分から5分、最後の2曲は7分台。曲がコンパクトになっている。7分の曲は演奏が高度なのではなく、バラードとギターのインスト曲だから長くなっている。ギターやキーボード、あるいはバンドサウンドでアンサンブルの卓越性を聞かせる部分は減っている。1990年に解散。
1991年。ライブ盤。「ワンス・アラウンド・ザ・ワールド」は入っていないが、「ユール・ネヴァー・ゴー・トゥ・ヘヴン」は9分ある。10曲で67分。
2009年。2006年に再結成。キーボードとドラムは以前のメンバーで、ボーカル兼ギターはフランシス・ダナリーではなく、アリーナのジョン・ミッチェル。キーボードを多用したハードロック。「ディス・イズ・イングランド」は13分半。オルガンが使われる8分の曲もあり、「ワンス・アラウンド・ザ・ワールド」に近い。「ディス・イズ・イングランド」はジョン・ウェットンにそっくりのボーカルが出てくる。
2012年。